事業コンセプトを考えよう

事業アイデアがまとまったら、次にコンセプト、理念、ビジョンをまとめましょう。

事業コンセプト

コンセプトは「誰に」「何を」「どのように」を簡単にまとめたものです。それに加えてミッションや魅力も伝えられると良いです。

目を引く必要もありますが、中身が分からないものだと伝わりません。

何をやっているのか他の人がすぐ分かるようなものにしましょう。

事業理念

事業の価値観、意義、使命のことです。価値観であり、事業を行っていくうえでの判断基準にもなります。

自分の思いと顧客のメリット、社会へ何を還元できるかを考えてまとめてみましょう。

自分の思いだけでも共感されることはありますが、それが世の中に求められていないとビジネスとしては成り立ちません。

なぜこの事業を始めようと思ったのか、といった背景を考えることでまとめやすくなると思います。

自分がやりたいことと世の中のニーズやウォンツを結びつけましょう。

事業ビジョン

目指すべき姿やゴールを考えます。社会にどう受け入れられ、どのように広まっているかを顧客が商品を手にする前から手にしたあとまでのストーリーを描くことで表現できると良いです。

数字の目標(ゴール)も考えます。

当面の最終目標(5年後や10年後)とそれを踏まえた中間目標(3年後や5年後)として、売上や利益などの数値目標を設定します。

事業内容によってはもっと短いスパンで目標を設定しても問題ありませんが、先は分からないという理由で最終目標を決めないということはやめましょう。

分からなくても目指すべきゴールがないと目的地が分からず迷子になってしまいます。

できない理由を探すのではなく、どうしたら達成できるかを考えましょう。

それができないと事業を継続することはそもそも難しいです。

まとめ

何を大事にしてどこを目指すのか。を掲げることで、ブレない1本の軸が通った事業計画を作れます。できるかできないかももちろん大事ですが、まずは理想を掲げて、どうすれば理想に近づけるか考えましょう。

考えたうえで厳しそうであれば現実的な目標をまずは設定しましょう。

達成できなくてもしょうがないと高い目標を設定しても良いですが、達成しないことが当たり前になってしまうと、目標を意識しなくなる可能性があります。

理想の目標を達成するための通り道を目標に掲げることで、目標を達成しながら理想に近づいていくことが大事です。

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