強みを分析して独自性のある事業アイデアを出す

個人事業主が大手に勝つには、自分の強みを活かして、大手にはできないことをやる必要があります。

そのために、自分の強みを分析して事業アイデアを考えましょう。

SWOT分析でまずは自己分析をしましょう

SWOT分析とは、以下4つの観点で分析する手法で、それぞれの頭文字を取った名前になっています。

  • Strength(自分の強み)
  • Weakness(自分の弱み)
  • Opportunity(市場の機会)
  • Threat(市場の脅威)

自身と市場の組み合わせの4つで、アイデアの方針を考えます。

  1. Strength×Opportunity
    市場に対して強みを活かすことでさらに突出させる
  2. Weakness×Opportunity
    市場に対しての弱みをカバーする
  3. Strength×Threat
    脅威に対して強みを活かして対策する
  4. Weakness×Threat
    弱みと脅威に対してダメージが大きくならないように対策する

ブレイン・ストーミングで事業アイデアを出そう

強みと弱みを把握したあとはアイデア出しです。

ブレインストーミングはアイデアを出す手法の1つで、質より量でとりあえず思いつくままに書き出す手法です。

アイデアを出すことが目的で実現性や利益などを考えずに、とりあえず思い付いたことを挙げていきましょう。

数人で行うときは他の人のアイデアに対して絶対に否定してはいけません。最初に書いた通り、質より量を重視しましょう。

短い時間で集中して取り組んだほうが良いため、30分~1時間で時間を区切ってやりましょう。

アイデアが浮かばない場合は、既存のものに対して、「何かに置き換える」、「何かと組み合わせる」、「何かを付け加える」、「使い方を変える」などと考え方を変えてみることでアイデアを考えてみてください。

アイデアを評価していく

「新しさ」、「差別化」、「ニーズ」、「実現性」、「収益性」の基準で3点満点で評価して、上位の中からやりたいと思えるものを選んでみましょう。

客観的に評価することは大事です。

やりたい、やってみたいという観点だけでなく、ビジネスの観点で客観的に評価しましょう。

まとめ

いきなりアイデアを考えることは難しいです。

そのため、日々アイデア探しをしましょう。

探すと言っても、日々の中で、疑問に思ったことやおもしろいと思ったこと、もっとこうすれば良いのにと思ったことなどをメモしておけば良いです。

これがアイデアの種になります。

今からでも遅くないので、今後のためにもアイデアの種を探してみてください。