前回まではFR Webコンサルティングのサービスについて紹介させていただきました。
今回からWebを活用していくうえで必要な考え方や情報を発信していきます。
今はホームページを簡単に作成できるサービスがあり、やる気があれば誰でも自分でホームページを作成できます。
ただし、ビジネスでホームページを活用するのであればある程度の戦略が必要となります。
今回はホームページを作成する前に考えるべきことをお伝えします。
ホームページの目的とは
なんでも目的を見失わないことが一番大事です。
よくホームページを作成することが目的になってしまう人がいます。
ホームページを作成して「何がしたいか」
これを念頭においてホームページを作成しないと、「作成したのは良いが活用されない。」
ということに陥ります。
まずは目的を明確にしましょう。
ホームページを作成する目的は以下のように様々だと思います。
- 申込みを受け付けるため
- サービス内容を知ってもらうため
- 商品を売るため
- 自分(会社)のことを知ってもらうため
これらの目的によって、ページの構成や必要な機能が変わってきます。
また、自分のことを知ってもらいたいのは、サービスに申し込んでもらいたいからだったりします。
ビジネスであれば課金ポイントへ誘導することがだいたい最終ゴールのはずです。
目的を見誤らないように注意しましょう。
必要な機能は何か
目的が決まったらホームページに必要な機能を考えましょう。
セミナーなどに申し込んでもらうのであれば、セミナーの内容を説明したページと申込みのページ
商品を売るサイトであれば、商品の説明ページと支払い方法や配送先を入力するページ
さらにユーザビリティ(使いやすさ)を求めるのであれば、
セミナー開催日から選んで申し込めるカレンダー機能
同時に色々な商品を買ってもらいたいならカート機能
など、どこまで機能を付けるかを考えます。
イメージカラーを決める
色はイメージを生みます。
赤やオレンジ、黄色は暖色と言って、暖かいイメージ
青は寒色と言って冷静なイメージ
など、色によって印象が変わります。
どういう印象を持ってもらいたいかでホームページの色を考えたほうが良いです。
ちなみにこのホームページは黒と赤にしました。
最初はIT系ということで青系にしようと思っていました。
しかし、他と差別化を図ることに加えて、このサービスは女性のほうが必要とするだろうと思い、赤にしました。
色を考えるうえでは以下のサイトも参考になると思いますので併せて確認してみてください。
【事例あり】色の効果を利用して、ホームページが与える印象をコントロールしよう
まずは形にする
目的、機能、イメージカラーが決まったら、まずはホームページを作成して公開してみましょう。
どうせ最初は誰も見ないですし、あとからいくらでも修正可能です。
完璧なものを作成する必要はなく、必要な機能があればホームページとして機能します。
考えすぎてホームページを作成する前に挫折することだけは避けましょう。
また、見てもらったり自分で使ってみたりして初めて分かることもあります。
あーだこーだ考えるよりも実物を見て触ったほうが良いものを作れます。
どうせ完璧にはできないので、早く公開して活用したほうが効率も効果も良くなります。
無料のホームページ作成サービスもあるので、まずは作成してみましょう。