PDCAの進め方

前回はPDCAについて書きましたが、もう少し具体的に説明していこうと思います。

今回はPDCAの進め方について書いていきます。

利益率や売上、アクセス数などが目標となる

ビジネスの目的は利益を上げることなので、利益率や売上、アクセス数などの結果が目標になります。

PDCAを回すためには、具体的に前年比何%アップや年間○○万円など、具体的な数字を目標に設定します。

課題を洗い出す

次に、目標を達成するうえでの課題(やるべきこと)を洗い出します。

このときに課題をどんどん深掘りしていき、具体的に何をすれば良いかまで落とし込むことが大事です。

例)
売上○○万円達成→月間○○人集客→メールを月間○○○人に送る

行動目標を立てて行動する

具体的な行動まで落とし込んだから、あとはそれをやるだけです。

ただし、実はその行動に効果がない可能性があります。

鬼速PDCAで書かれていますが、具体的に何をやるか決めたら、その行動を目標としたPDCAを短い期間で回すと良いです。

それによって、成果が出るまでの間も確信を持って行動することができます。

目標と行動内容は適切だったか

目標に向けて行動した結果に対して考察(振り返り)を行います。

達成できなかった場合は何が原因か考えて、次のアクションに繋げます。

このときに成果目標を達成するための行動を洗い出し、行動目標まで落としているかどうかで、振り返りの難しさが変わります。

行動目標を達成していない場合は単純に数が足りないことが原因の可能性も高いですが、行動目標を達成していた場合は、そもそも行動が間違っていた可能性が高くなります。

計画時にどれだけ細分化できているかが鍵となります。

また、達成できた場合も何が要因か考えます。

なぜ目標を達成できたのか分からないようであれば、それは偶然でしかありません。

成功要因が分かれば、また同じ成果を出せますし、どうしたらさらに上の成果を出せるか考えることにも役立ちます。

新たなPDCAか改善するためのPDCA

振り返った結果を元に、次の目標と計画を立てます。

目標を達成できたのであれば新たなPDCAを、目標を達成できなかったのであれば改善するためのPDCAを考えます。(もちろん目標を達成した場合でも改善するPDCAを計画しても良いです。)

事業が終わらない限りPDCAは終わることがありません。

計画するときは楽しく、行動しているときは辛いかもしれませんが、継続していくことが大事です。

まとめ

今回はPDCAの進め方について説明しました。

ざっくりした流れを書いただけなので、もっと詳しく知りたい場合は「鬼速PDCA」を読むかお問い合わせください。